審決取消訴訟判決(特許) 令和5年(行ケ)第10044号
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原文は裁判所ウェブサイトで公開されていないかもしれません。 訴訟番号「R5-10044」を使って J-Platpatで検索すれば原文があるかもしれません。
要約
発明の名称
食用畜肉塊の除毛装置
発明の簡単な説明
豚足などの食肉塊を温水で処理するための水槽式除毛装置で、筒状容器の内壁が多角形状であることが特徴。
主文
特許庁の審決を取り消す理由はないとし、原告の請求を棄却する。
経緯
原告は特許第6015941号に基づく特許の無効審判を請求したが、特許庁はその請求を不成立とし、原告はこの審決の取り消しを求めて訴訟を提起した。
争点
特許の進歩性の欠如が争点であり、特許庁の審決が正当かどうかが問われている。
原告の主張
原告は、特許の進歩性が欠如していると主張し、特に除毛装置の「水槽式」や筒状タンクの内壁形状が実質的な相違点であると指摘した。また、先行技術との比較において、特許の新規性がないと主張した。
被告の主張
被告は、特許の進歩性が認められるとし、特に水槽式の利用形態や内壁の形状が当業者にとって容易に想到できるものではないと反論した。また、先行技術との相違点が実質的であると主張した。
当裁判所の判断
裁判所は、特許の進歩性について、先行技術との相違点が実質的でないと認定し、特に水槽式の利用形態や内壁の形状が当業者にとって容易に想到できるものでないと判断した。また、特許の新規性についても、相違点が実質的でないと結論付けた。
結論
特許の進歩性に関する原告の主張は認められず、特許庁の審決は正当であるため、原告の請求は棄却される。